建築後20年以上を経過し、向こう30年・40年に向けての大事な通過点と捉えて取り組んできました。
今回、コンサルタントである設計事務所に求めたものは、当該建物の詳細にわたる調査とそれに伴う適切な設計そして向こう約10年わたりに維持保全に堪えうる設計内容を期待しました。工事監理に当っては、工事業者に対する技術的指導はもとより安全管理面に於いても、強い適切な指導を求めました。
監理者がこれらの発注者サイドの強い要求に応え、設計監理技術者として十分な能力を発揮し、施工業者を指導し無事故にて契約工期通りに工事を完了させた事を高く評価します。  

先ず、平成27年5月定期総会において、修繕委員会の設立を決定し「大規模修繕工事」の検討に着手しました。翌、平成28年5月総会において、工事の決定と予算の大枠を決定しました。
建物の現状把握の為、建物調査会社(設計事務所)の検討・選定に入り、建物専門紙に公募を実施し数社を候補として選考しました。書類選考やヒアリングを行い、㈱東京建物リサーチセンターに決定しました。住民に対しては、通常の広報や臨時の広報などにより、経過を詳細にわたって知らせPRに努めました。又、建物の調査報告会を実施し大規模修繕工事の必要性について住民の理解を得る事に努めました。
平成28年6月より施工業者の選考に入り、各業者より工事見積の提出を受け検討した結果、施工業者を決定しました。着工前に工事会社主催による工事説明会を実施し、業者の決定や工事内容について詳細な説明を行いました。着工後は月一回の委員会で経過報告や問題点の確認・解決に万全を期しました。平成29年4月29日に工事完了を確認しました。

当管理組合において2回目の「大規模修繕工事」の工事遂行に当たり、平成29年4月の消費税アップを見据え(実行されなかったですが)、平成28年9月末までの契約を目指して慌ただしさを感じながら進行しました。
着工後は天候にも恵まれ、無事故で平成29年4月末を目指し順調に推移しました。
設計事務所や施工業者の選定については、専門的知識のある住民の方々の積極的参加を得て「大規模修繕委員会」を立上げ検討してきました。検討を重ねていく中で、「安い・早い」的な考え方ではなく、技術的にも経験も豊富な会社を重点に選考し、決定してきました。
今回選定した「設計事務所」「施工会社」(両社)を軸に「管理組合理事会」「大規模修繕委員会」4者の連携は十分に機能し、平成29年5月20日竣工報告書の受領をもって完全に終了しました。今後は両社のメンテナンスの取組に期待をしています。
ISO9001・品質マネジメントシステム お客様インタビュー 大阪建物リサーチ・センター 神奈川建物リサーチ・センター建物の「劣化修繕」用語集