当マンションの大規模修繕は、長期修繕計画にもとづき具体的な進め方をゼロベースから検討してきました。理事会の下に修繕委員会を組織しました。初回の修繕委員会から竣工引渡・受領日までほぼ4年間の活動となり、定例会議と臨時会議の数は50回を超えました。TRC様には、建物診断を終えた後から、施工会社を選定するまでのコンサルタントと設計業務、施工会社選定後の工事監理会社として業務を委託しました。TRC様は、これまでの経験やノウハウが豊富で、設計段階と工事監理では、担当の方が変わりましたが、都度、適切な提案とサポートをいただき無事計画どおりに竣工することができました。

工事期間が9ケ月間と長いため、仮設事務所・各種設備の場所や作業員の動線の確保、安全・安心を含めた居住者や近隣マンションへの工事中の環境変化への対応などTRC様や施工会社とは密に協議を重ねました。特長的であったのは、工事事務所や設備を建物内の駐車場や洗車場に仮設したこと、作業員の事務所内を禁煙とし喫煙棟を外に仮設することで、居住者や子供の遊び場など日常生活への影響を極力減らせるように工夫をしました。また、工事中の安全と住環境への影響を考慮し、ゴンドラ足場に決めたことで、そのコスト削減は大きな課題となりました。TRC様とは、何度も時間を割いて削減のための議論をすることになりました。

TRC様からは、竣工時に「工事監理報告書」を受領することなりますが、それを確認しますと修繕委員メンバーに代わって多くの面で施工監理者として、細かい点まで丁寧に作業をしていただいたことが分かります。また、メンバーが工事中に何度も施工方法の判断がしづらい事柄について、コストを考慮した私たちの立場でわかりやすく説明・提案いただき助かりました。
TRC様の施工計画設計の担当者、工事監理者の人柄がよく、修繕委員メンバーとの信頼関係も早くに構築できました。今回の工事では、修繕以外にエントランスの改良改善工事や期間中の追加工事などがありました。リニューアル工事全般について、居住者の方々の声は、「いろいろな所が明るくなった」「工事作業員の挨拶がよい」など評判も上々です。
修繕委員メンバーは最初から最終回まで交代がなく全員が務めることができました。これはTRC様を含めた関係者の皆様との真摯な議論のもとで信頼関係が築けたからだと思っております。

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