2011年に設備改修計画を途中まで進めていましたが、耐震補強を優先する必要があることから、耐震補強工事を進め、無事に補強工事が完了しましたので改めて給排水改修計画を再開しました。
TRC殿には改めて実施設計から依頼しましたが、設計内容の検討、説明会の開催、施工会社の選定補助、そして工事の監理まで滞りなく業務を実施し、専門的でともすれば分かりづらい部分についても適切な助言をして貰えたと考えています。

外壁補修工事と違って各住戸内での工事がほとんどとなるため、居住者への十分な説明と理解が重要でした。総会で承認を受けた後、設計段階ではTRC殿が中心となって2回の説明会が行われ、工事段階でも今後は施工会社が中心となってより詳しい説明を実施しました。
事前の説明を重ねた結果、工事がスムーズにできたと考えています。

足掛け2年に渡る長丁場でしたが無事に工事を完了することができました。管理組合内でも理事会、長期修繕検討委員会の皆さんが夜遅くまで議論を戦わせ大変な労力が必要でしたが、最終的に無事に工事竣工を迎えることができ、その苦労も報われたとホッとしています。
特記すべきは専有部の改修を見送るケースが多い中、当マンションは共有部、専有部全戸の改修を為し遂げた事です。このことはTRC殿や工事現場スタッフ始め、工事関係皆さんの各入居者への誠意ある対応力の高さ、その調整努力に依るところ大であり心より感謝申し上げます。
マンションとしての検討課題はまだいろいろとありますが、一つずつ解決してより住みやすいマンションなるように続けてゆきたいと考えています。
関係者の皆さんに大変感謝致します。
ISO9001・品質マネジメントシステム お客様インタビュー 神奈川建物リサーチ・センター建物の「劣化修繕」用語集