今回は初めての大規模修繕でしたが、TRCを設計監理コンサルタントに迎えて、建物の調査診断から、改修設計~工事監理まで修繕委員会を誠実にサポートしてもらいました。
修繕項目については、建物調査診断の結果を基に、設計者による修繕仕様書を作成して頂き、技術的にも詳しく説明をして頂きました。
工事監理中については、施工業者への技術指導の他、構造スリット部分の当初施工不良など、想定していなかった事態に対しても、監理者より客観的なコメントをいただけるなど、コンサルタントとして技術的にも豊富な経験に裏打ちされたサポートをいただけたと思います。

最近はインターネットの発達により、マンションにおける修繕情報や大規模修繕情報などいろいろな情報を誰でも手軽に集められる時代ですが、当然ながら玉石混交なこともあり、それらの情報のうちどれが最も管理組合にとって有用かを判断する為にも、また長期間に及ぶ大規模修繕を成功させるうえでもコンサルタントのサポートは重要かと思います。

今回の大規模修繕工事においては、計画から竣工に至るまで2年以上にわたる長丁場ではありましたが、修繕設計時の設計者との定例打合せや工事中の監理者による施工者への適切な指導や安全管理など、要所要所でコンサルタントとして適確なアドバイスをいただいたことで、工事がスムーズに進んだものと思います。
無事故で無事に竣工できたことを安堵しており、TRC建築士の設計者ならびに監理者のご担当者様には、お世話になりありがとうございました。
委員会と理事会など役員をはじめ関係者の皆さんも長期間に及び、本当にお疲れ様でした。
ISO9001・品質マネジメントシステム お客様インタビュー 神奈川建物リサーチ・センター建物の「劣化修繕」用語集