コンサルタントとしては、修繕内容をふまえた細部までの調査や、設計における仕様検討や各種バリューアップ提案等、選定においては、公募ならびに競合応札によって、当初の予算内で出来たことは、良質であったと感じております。
当マンションは理事会が主体となり、修繕等の決定をおこなっていましたが、任期が2年(理事長職は1年)と継続する案件については、途中で切れることがあり4年前に修繕委員会を設置して大規模修繕の準備を始め、管理会社による建物調査実施後、資金面をふまえて施工することを決定しました。
改良、改善といったバリューアップ工事についても検討した結果、大規模修繕の予算不足が大きな問題で施工範囲の決定ができなかったことや、それに伴ない借入金の提案もありましたが、当マンション住居者のリタイア組も徐々に増えており、最終的に借入の決定はせずに予算範囲にて、今回の大規模修繕工事を実施いたしました。
結果的に安価な工事で質が落ちることも問題がありましたが、貴社による監理における手法で、大規模修繕工事が竣工出来た事は大変助かりました。