当マンションは今回が3回目の大規模修繕工事になります。分離方式により設計・監理のコンサルタント会社を選定する事から始めました。理事会において検討の結果、実績のある東京建物リサーチ・センターさんに設計・監理をお願いする事となりました。選定に至った理由はいくつかありますが、第一に改修工事のコンサルタントの専門会社として数多くの実績を持たれている事で有ります。最初の調査の段階から劣化状況を細かく調べて報告され、スライド等も使用して分かり易く説明をしていただきました。
調査及び修繕計画の説明段階に至るまで時間外にも関らず丁寧な対応をして頂いたことは設計者の人柄によるものと感謝しております。施工会社の選定もアドバイスによる厳しい条件にての理事会の決定です。

建物の調査診断から修繕の内容の決定について、また施工会社の選定や施工時の工事の進め方についても、コンサルタント会社を入れることで、きちんとした方向性と透明性を確保することが出来たものと思っております。
また、理事会としても大規模修繕に対して、自ら知識と理解を深めていくべきではないかと考えます。

大規模修繕工事は管理組合にとって最大の事業であります。
管理組合、監理者、施工者が適度な緊張感を持ち、互いに気持ちよく仕事が出来る環境が大切だと思います。
工事監理においても工事の検査確認等、きめ細やかな対応をしていただき、無事工事を終えることが出来た事は大変良かったと思います。
大規模修繕工事は居住者の生活と同時進行でありますが、今回の工事では大きな問題もなく、スムーズに進行出来たものと考えております。
居住者の評判も良く理事会としてもよかったと考えております。  
ISO9001・品質マネジメントシステム お客様インタビュー 神奈川建物リサーチ・センター建物の「劣化修繕」用語集