今回は2回目の大規模修繕でしたが、当初1回目の大規模修繕と同様に、住民のボランティアと管理組合の理事会が合同で大規模修繕委員会を立ち上げ、マンションの住民だけで進めようと考えました。
しかし、今回は1回目と違って、住民の中に専門家がいなかったこと等から、外部のコンサルタントの協力を得て進めることになりました。
数社のコンサルタント会社から、東京建物リサーチ・センター様を選んだ理由は、長年の実績と会社の信頼性に加え、一級建築士などの専門家も多く専門的なアドバイスを受けられること、価格も納得のいくものであったこと、さらに、最終選考での分かり易く、かつ情熱のあるプレゼンテーションが決め手になりました。
今回の大規模修繕がスムーズに無事終了し、東京建物リサーチ・センター様をコンサルタントとしてお願いして本当に良かったと思っています。
設計を担当された方、監理を担当された方ともに、専門的な知識や経験が豊富で、私たちの分からないところについても色々と細かく提案していただき、ベストの方向に導いていただいたと思います。また、私たちの疑問や質問に対しても丁寧にかつ的確に説明していただき、安心して任せることができました。
外壁が磁器タイル調装飾仕上型吹きつけという特殊な修繕で、目地の幅が修繕前よりも細くなってしまうのは避けられなかったのですが、難しい塗装にもかかわらず仕上がりは思ったよりも良くできたと思います。
TRC様が監理の立場から施工会社を適切にリードされた賜物と思います。
当マンションは外壁が特殊であり、次回の大規模修繕の時には外壁を大きく変えなくてはならないとのTRC様の見解ですので、次回の大規模修繕時にはどのような外壁修繕にしたらいいのかの提案をいただきたいと思います。
また、次回の大規模修繕も含めた今後のマンション全体の修理・修繕の中長期計画と、それに向けた適切な修繕積立金の考え方などについてのアドバイスもいただければと思います。