大規模修繕の実施には、管理組合、マンション管理会社、施工監理会社及び施工会社の密接な協力が必要ですが、最終責任者は管理組合です。組合としては各社に任せきりにせず、責任を持って主体的に取り組むことが最も重要と思います。
理事会や修繕委員会に建築や工事の専門家がいない場合でも、素人なりに納得できるまで、各社と協議することが必要です。

1.監理会社の選定(公告、ヒアリング、入札等)、その後の施工会社の選定(同)、更には住民説明会や総会の開催等、いずれも時間がかかるので、早期に着手し、余裕を持ったスケジュールを組むことが必要です。
2.予定外の修繕項目の発生に備え、総会で予備費について了承を得ておくと共に、期間の延長も想定しておく必要があります。当マンションでは大きな追加工事が発生し、3か月延長しましたが、予備費で賄うことができました。
3.節目ごとに、総会とは別に住民説明会を開催すると共に、こまめに各住戸に資料配布するなど、修繕計画内容、日程、住民の義務等について住民に周知し、理解を得ておくことが重要です。

上記のように予定外の工事もありましたが、TRCより的確なアドバイスをいただいたことを含め、各社それぞれが十分役割を果たしていただき、満足のいく成果が得られたと思います。
今回の経験を、15年目、20年目等に計画されている大型・高額の工事や次期の大規模修繕、更には長期修繕計画の見直しにどのように生かしていくかが、今後の課題です。
ISO9001・品質マネジメントシステム お客様インタビュー 大阪建物リサーチ・センター 神奈川建物リサーチ・センター建物の「劣化修繕」用語集