2019年より大規模修繕委員会を立ち上げ、当初より設計コンサルタントであるTRCのアドバイスには助けられました。
特に改修設計、工事業者選定の際には、担当建築士による専門的な知見による確認をしていただき、また私たちには比較すべきポイントを分かりやすく解説してくださり、十分な判断材料を提供していただきました。
実際に工事が始まってからは、丁寧な工事監理と報告により進捗状況をつぶさに把握することができました。また、当マンションの定期的な会合にも必ず出席いただくことで信頼感も強まり、TRCにお願いして良かったと評価しております。 

当マンションの課題として、都心で建物が密集しており一部周りに大型車両が入れない道路があること、鉄道沿線であること、1階に店舗が入っており連日営業していることなどがありました。
これらはTRCと工事業者の調整により、上手く対応することができましたが、それ以外にも工事期間中は近隣住民からのクレーム、工事従業者の喫煙場所問題など、次々に難題が発生しました。
やはり都心のように人が多いところでは考え方もそれぞれなので、工事期間中は常に何か起きていると想定しておいたほうが良いと思います。

コロナ禍の最中での大規模修繕工事でありTRCも工事業者も感染対策など大変だったと思いますが、無事、事故もなく、計画通り(追加工事もあったものの)に完了して安堵しています。
長期間にわたりTRC関係者ならびに、修繕委員会、及び理事会の皆様、お疲れ様でした。
ISO9001・品質マネジメントシステム お客様インタビュー 神奈川建物リサーチ・センター建物の「劣化修繕」用語集