当マンションは1997年竣工で36戸3階建ての小規模なマンションです。今回2回目の大規模修繕を迎えました。前回と同様に設計監理会社を3社面談させて頂き、前回と同様のTRCさんに決めさせていただきました。選考にあたっては金額及びプレゼンテーションによりますが、前回の実績もあり、信頼できるご説明で理事・修繕委員満場一致ですぐに決まりました。前回の大規模修繕の実績が高く評価された結果かと思います。
もちろん提示された調査・設計・監理の費用も納得のいくものでした。
また、その後、施工会社を選ぶ際にも3社面談したのですが的確なアドバイスを頂けました。

当マンションは小規模で居住者のまとまりも良く、理事は2年間継続で半数がずれて交代する制度をとっております。
その関係でマンションにおける問題点など継続的に検討改善する体制ができていました。
その中での第2回目の大規模修繕ということで理事の皆さんから的確な改善要望も出されました。
また第1回目の大規模修繕委員を務めた方が今回も担当したことと、その中の一人が一級建築士であったのも施工会社と理事の方への橋渡しとして安心感を与えたと思います。
工事実施スケジュールに関しては天気のわりと安定している10月~1月中旬に設定しました。
梅雨時期を挟むと工期が伸びる可能性があり予算に影響を与える心配があります。

準備に半年、着工から約4ヶ月事故もなく無事大規模修繕を終えられました。2回目の大規模修繕では理事会と修繕委員の打合せを同時に行なった関係で理事長の決済がスムーズに行われました。
その為理事会の開催間隔が短く、回数も多くなってしまいましたが理事の皆様は大変協力的に参加していただきました。
マンション自体が素晴らしく綺麗になった関係で当マンションの外構部分の見栄えも重視し大規模修繕後に手をかけて修繕することになりました。
2回目の大規模修繕を終えて居住者のより快適な住環境の整備とマンションとしての資産価値維持ができたと思います。
これもTRCさんの設計・監理によるところが大きいと思います。ありがとうございました。
ISO9001・品質マネジメントシステム お客様インタビュー 神奈川建物リサーチ・センター建物の「劣化修繕」用語集