当マンションは築38年を経過しております。これまでTRC殿とは、大規模修繕工事、耐震改修工事など毎回、設計・施工業者選定・工事監理のコンサルタントを依頼しており、住民、管理組合、理事などに大変高評価でありました。
そのため今回も、受水槽・玄関扉交換工事を計画するうえでコンサルタントを実施委員会にて依頼しました。
工事中は3ヵ月という短い工期であり、しかもコロナ禍の中での工事ということで心配しておりましたが、当初の予定通りの工期で正月前までに完了できて大変満足しております。

当管理組合の長期修繕計画上では、玄関扉工事、翌年に受水槽交換工事が計画されていましたが、令和2年5月の定期総会にて効率化と安全性を考慮し両方同時に今期で着工する事を決議しました。
直ちに組合内広報ニュースで各戸に説明文を配布し、玄関扉・受水槽交換工事の実施委員会を設置しました。
また、工事着工前の住民説明会では、施工業者、TRC殿、当組合実施委員会の三者で住民への理解を得るべく合意形成を図りました。

今回の交換工事実施委員会は、計画から工事開始までに7回開催し、工事着工後は実施委員会、TRC殿、施工業者の三者にて定例会議を7回開催して問題点を委員会の場で協議してきました。
結果、おかげをもちまして無事故無災害でコロナ禍にも関わらず工期内で完了できました。
TRC殿には、設計、監理各々の建築士より当委員会に対して的確なアドバイスをしていただき、大変満足しております。
管理組合の一番の仕事は、安心、安全で資産価値を守っていくことと考えておりますので、建物の長期にわたる計画的な修繕を行っていくなかで、今後ともTRC殿とは、色々と相談しアドバイスをいただきたいと思います。

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