今回は第三回目の大規模修繕を実施するにあたり、コンサルタントであるTRCについては、第一回大規模修繕時から当管理組合の業務実績があり、また技術者も多数揃えており修繕委員会としても安心してコンサルタントを依頼することが出来ました。
特に第三回目の大規模修繕ということで、修繕項目の選定については前回以上に御社の仕様書を、工事中には、品質を確保するための現場監理を重視しました。

やはり、大規模修繕工事は限られた修繕積立金資金内のやりくりでしたので苦慮しましたが、修繕設計時にはTRC設計の一級建築士による修繕委員会との複数回にわたる綿密な打合わせと意見交換を重ね、工事項目のピックアップと予算の調整を行い最適な修繕仕様書を取り纏めてもらいました。
工事中においては、TRC監理の一級建築士による経験豊富な専門知識をもとに、施工者への現場での適切な指示、助言や指導で尽力してもらい、初期の目的を達成することが出来ました。
また、施工者についても新型コロナ対策や天候不順という環境のなか協力いただきました。

今回は、コロナ禍の中にもかかわらず、予定通りの工期にて大規模修繕工事を竣工出来ました。
修繕委員会の立ち上げから竣工に至るまで約2年にわたる長い期間ではありましたが、コンサルタントであるTRC設計、監理の各担当建築士の方々には、粘り強く管理組合へサポートをして頂きご苦労でした。
無事故で今回の大規模修繕工事を終えられたこと、関係者一同安堵しております。
また、修繕委員会メンバーならびに理事役員においても長期間本当にお疲れ様でした。
これからは、次回の工事を見据えて施設の保全、管理をして行く事に成りますが、御社には今迄と同様に、様々な場面で提案ならびに指導をお願い致します。
ISO9001・品質マネジメントシステム お客様インタビュー 神奈川建物リサーチ・センター建物の「劣化修繕」用語集