当マンションの大規模修繕に関しては、2011年に理事会から委嘱された大規模修繕委員会が6名の委員により発足し、理事長経験者を含めて最終的に9名で検討を重ねてきました。
竣工10年目に当たる2012年に建物の調査・診断を専門のコンサルタント会社に依頼し、まだまだ大規模修繕には早いという結論を得、15年目に実行することで決定しました。
それを踏まえて、2015年7月に大規模修繕の設計及び施工監理を託すコンサルタント会社を一般に公募し、3社が応募してくれました。その中で、価格、技術内容、提案内容等で優れていた御社を臨時総会で選定しました。
大規模修繕に関して、当マンションの予算に合わせて、すべて実施する案と劣化状況を見て今回は実施する必要がないと思われる修繕項目を削除した案の2案を計画していただき、施工会社を公募して、8社から応募がありました。この8社を価格、技術内容、高層マンションの大規模修繕の施工経験等を比較していただき、プレゼンを行い、御社のアドバイスを得て、施工業者を決定することができました。この時、予算的に第1案ではちょっときつかったので、第2案で実施することをアドバイスしていただき決定しました。
工事に於いては、日々の工事の進捗状況の把握、工事内容の検査を誠実に実施していただき、毎月の監理報告書で的確に報告していただきました。
さらに、見積上の工事数量を精査していただき、増減を正確に出していただき、それにより契約した金額より、数千万円以上減となることを報告していただき、修繕委員会としては、当初第1案から削除した修繕項目の大多数を実施する追加工事を発注することができ、非常に喜ばしく思っています。これはコンサルタントとして高く評価できる点だと思います。

32階建てという高層マンションである為、外壁工事においてゴンドラを使用しての改修工事でした。そのため、ベランダで工事を実施する予定の家庭においては、洗濯物を干すことはできませんという掲示がありましたが、風の影響で工事が中止となり、奥様方からは天気がいいのに干すことができず残念であるというご意見がありました。その日の工事内容を直前でも掲示していただけたら良かったかなと思います。
また、エレベーターが4基あるのですが、1基を工事専用として計画しましたが、エレベーター制御が困難であったため、すべてを使用しての人員及び資材の搬出入として使用することになりました。そのため、居住者の皆様に負担をかけることになり、この辺りをもう少し調整をして頂きたかったと思います。
大規模修繕工事に関しては、順調に無事故で遅れもなく進み、出来上がり状況も良く、満足しています。       

工期は7ヶ月でしたが、この間居住者の立場からすると、初めての大規模修繕ということもあり、色々と生活上の不便や戸惑いもありましたが、コンサルタント会社及び施工会社のご尽力により、無事に竣工を迎えることができ、理事会役員、大規模修繕委員会委員一同ほっとしています。
今回の工事は、外壁工事用に仮設ゴンドラを設置する工事に多額の費用が掛かっているため、外壁関連工事を中心とした計画としたため、予算の関係でいつでもできる工事は削除しましたが、工事の増減を精査していただき、多額の減を捻出していただき、おかげさまで削除した工事の大半を実施でき、非常に評価しています。
今回の工事を踏まえて、今後の長期修繕計画を立案していただこうかと理事会で考えている所です。
ISO9001・品質マネジメントシステム お客様インタビュー 大阪建物リサーチ・センター 神奈川建物リサーチ・センター建物の「劣化修繕」用語集