専門家ではない我々理事会・修繕委員会にとって、建物診断調査に始まり、設計、監理に至るまでプロの目できちんと仕事をして頂けたと思う。
特に、大規模修繕工事は管理組合にとって多額のコストを伴うので、時に「費用対効果、美観」などで判断に迷うこともあったが、コンサルタントとして当マンションにとって適切なアドバイスを受けることが出来た。
概ね良好だと感じている。我々としては、ただ劣化箇所を修繕するだけでなく、「マンション全体の美観向上」という点にも重きを置いていたので、そういった点では「玄関扉のリニューアル」は良い提案だった。
今回当マンションにおける第1回目の大規模修繕工事となったが、我々理事会・修繕委員会の経験不足や専門性の欠如を設計・監理担当である東京建物リサーチ・センター、施工会社、そして総合アドバイザーとしてのマンション管理士、三者が一体となって取り組んで頂いたことで無事竣工を迎えることが出来たと思う。
結果として、ほぼ当初の計画通りに工事を進めることが出来た。
この経験を次の大規模修繕工事に活かして行きたい。