第一回および第二回の大規模修繕工事は責任施工方式でおこなってきましたが、今回は建物の築年数が36年目であり、専門家から見た修繕工事のあり方および第四回大規模修繕へのステップという趣旨にてコンサルトをお願いしました。                                                      
設計段階では、補修項目は細部にわたり、それらの補修システムを丁寧に記載して施工業者の見積書作成に供するよう、また、比較できる仕様書の作成がなされました。これにより項目、費用等の把握が分かりやすく予算に反映できました。
工事工程の監理では、安全対策、クレーム処理が迅速に指示され、また、定例会議では工事の実数計算や工事の増減数および追加工事等の費用の推移についても大規模修繕実施委員会に納得のいく説明がなされました。技術面およびその説明については申し分のないものであったと思います。
検査については、施工業者社内検査後、監理会社(TRC)および管理組合で行われましたが、微細な指摘のみであり満足のいくものでした。

工事計画から竣工まで約2年余の長期工事になります。
日頃から多くの組合員同士の意思疎通が取れていることが重要で、管理や工事の突発的な事象に対する話し合いや実行しなければならないことが生じます。すぐに行動できる人々を確保できているかどうかです。
また、各組合員の考え方や専門性をあらかじめ知っておくことも非常に大事です。

工事期間はもっと短縮できないのかという思いはあります。工事費用については前回に比べて、
震災復興やオリンピック等も少なからず影響している事もあり、かなり割高となっており、第四回大規模修繕工事の備えに対する懸念があります。
事故がなく安全面および住民クレームについて迅速に対応されていたことは非常に良かったと感じています。
設計監理において工事中の問題点を指摘し、事前に会議で諮った上で迅速に変更等おこなってもらえたことは満足しています。

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