このマンションは新築時よりヒーツ設備という特殊な集中給湯設備を採用しており、平成19年頃より、毎月のようにお湯漏れ事故等の不具合が生じ、修理対応に追われておりました。
新築時のメーカーであるAガス会社より、給湯設備の大幅更新工事の提案があり、理事会でヒアリングを実施し、更新を検討しましたが比較検討する材料もなく困っておりました。
私が以前住んでいたファミリーマンションで大規模修繕工事を実施した折、東京建物リサーチ・センターに監理をお願いしたことを思い出し、電話で相談したところ、気持ち良く無償でアドバイスを戴きました。
アドバイスをもとにインターネットで給湯設備の会社を調べ、自分で仕様書を作成し、軒並み7社ほど見積を依頼しましたが対応してくれるところが少なく苦労しました。
3社の中から1社を選び、監理会社は入れずに平成20年9月に集中給湯設備更新工事を実施しました。結果は費用的にもその後のメンテナンスも成功でした。

その経験を踏まえ、大規模修繕工事については監理会社の活用をすべきであると私が理事会で提案したところ、監理会社を利用することになり、コンサルタント会社の中からTRCが信頼出来る会社と判断され、理事会でTRCの話を聞くことになった次第です。その後、理事会でプレゼンテーションを実施し、監理仕様と監理費の見積もりを依頼し交渉の結果、お願いをすることになりました。

ワンルームマンションの特殊性として①オーナーが別の所に住んでいる方がほとんどである。②居住者が昼間不在の人が多い。そのため、施工会社の現場代理人及び工事する人の対応が一番重要であった。

TRCの担当者は原則として一週間に一度(水曜日)現場に駐在し、施工会社と打合せしつつ、月に1回程度理事会に報告し、施工会社の工事状況をチェックし問題点の提起、改良点の提案をしてくれた。
内容については素人でも分かるように説明し、施工状況については専門家として管理組合の組合員の立場で監理してくれたと思います。
施工会社も土日出勤などで居住者の都合に合わせるなど工夫して貰ったようですが、ワンルームマンションの特殊性(オーナーではない居住者のわがままなど)に臨機応変に対応できるよう施工会社に更に要望して欲しかったと思います。

今回の大規模修繕工事実施については理事会で総括した結果、全く問題なくほぼ期待通りの結果が得られたとの結論でした。これも施工会社の実行力が大きい要因でありますが、監理会社のTRCを活用したことが成功した原因であるとの意見が出ました。
監理費用は掛かりましたが、TRCを利用した事は間違っていなかったと確信しました。
今回の工事の保証期間は1年から10年に及びますが、今後5年経過後ぐらいに監理会社を入れた次の大規模修繕工事の検討をすべきだと思います。
また他のマンションにも監理会社の必要性を訴え、TRCの紹介をして行きたいと思います。
ISO9001・品質マネジメントシステム お客様インタビュー 大阪建物リサーチ・センター 神奈川建物リサーチ・センター建物の「劣化修繕」用語集