大規模修繕工事の検討を開始するにあたり、理事会の下に大規模修繕委員会(以下「委員会」)を組織し、「管理会社主導方式」「コンサルタント方式」「特命方式」の内、前回同様の「コンサルタント方式」を採用することになり、候補の3社の見積り、ヒヤリングを経て株式会社東京建物リサーチ・センター(以下「TRC」)に決定しました。
その後、TRCと委員会により具体的な検討を行い大規模修繕計画をまとめ、無事に工事竣工いたしました。
TRCさんにはこれまでの経験と実績に基づいて改修計画から施工会社選択、工事監理まで関わっていただき、お陰様でほぼ期待通りの大規模修繕工事となりました。

各段階ごとに都度、修繕委員会(一級建築士2名を含む4名)で検討したものを理事会で決定し、総会で住民の合意形成をしました。
また、計画前アンケートから設計説明会、工事前アンケートから工事説明会、工事用掲示板の設置(各エントランス)と連絡ポストの設置により居住者への周知、広報と要望と対応を計ったことで、竣工迄大きなトラブルはありませんでした。

お陰様で無事に大規模修繕を終えることが出来ました。ありがとうございました。
前回の大規模修繕工事は大手ゼネコン系列のグループ会社が施工しており、今回は改修専門工事会社ということで多少の不安もありましたが、工事中はコンサルタントとして貴社のアドバイスもあり細かなところまで行き届いた工事で、前回よりも仕上がりが良く満足しています。
また、次回の大規模修繕工事もコンサルタント方式を採用して行うことになると思いますが、実施時期(12年周期か15年周期)の検討段階からコンサルするべきと考えます。
ISO9001・品質マネジメントシステム お客様インタビュー 神奈川建物リサーチ・センター建物の「劣化修繕」用語集