建物竣工から10年経過後の第一回目の大規模修繕工事は、区分所有者(理事)に一級建築士がいたこともあり、管理組合、理事会、拡大大規模修繕委員会主導による自主的設計管理で実施したが、20年以上経過した第二回大規模修繕工事の今回については、客観性、公共性、公平性の観点から、第三者のコンサルタントとしてTRCを選定し、建物調査診断から設計、工事着工から、工事進捗ならびに完工検査まで一貫してTRCへ専門的なコンサルタント業務を依頼した。

工事施行業者との連携とともに独立した観点から工事全般の点検、監理が実施され、今回第二次大規模修繕工事は、区分所有者、管理組合ともに一定の満足が得られる内容であった。
これも、連日のように実施された業者、コンサルタント会社、マンション管理会社、及び理事会、拡大修繕委員会との打合せが充実した内容であった結果だと思う。                

次回の大規模修繕工事に向けては、要修繕個所ならびに不具合個所等の把握や、工事内容の総会での説明、組合員間の合意には、やはり理事会での検討、論議の進め方などに加えて、日頃の区分所有者とのコミュニケーションが重要であると考えられる。
また、今回の大規模修繕工事は、当初の予算内で完工することが出来たが、今後の修繕にかかる予算計画については、将来的に建替えの時期まで展望した中長期的な検討も必要であることを感じた。
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