過去に第一回大規模修繕工事および第一回中規模修繕工事(給水設備他)の設計監理業務を東京建物リサーチ・センターにお願いしており、今回で3回目の業務委託になりました。
したがいまして、ある意味阿吽の呼吸で連携が行えたと思います。
以前に比較して、さらに数多くの実績が積み重ねられたためか、新しいノウハウが織り込まれた設計監理がおこなわれたと思います。
大規模修繕工事は少なくとも10年以上の間隔で行われるので、その間には改修に使用される調査技術、材料および工法は少しづつ改良されたり新しい技術が開発されていると思います。
これら改修技術の最新動向は経験を積んだプロでなければ駆使できないと思います。
予算の都合もあって、設計段階では改修工事のグレードダウンなど様々なわがままを言わせてもらいましたが、常に適切な対案を提示してもらいました。
そのような意味も含めて安心してお任せすることができました。
特に、実際の工事段階では予期せぬ条件などに出くわすものですが、工事担当会社との信頼関係もスムーズに構築され、監理者による適切な助言により様々な課題を直ちに解決してもらいました。

過去に2回の修繕工事を経験しておりますが、工事担当会社も含めて今回が最も高く評価されていると思います。
特に、東日本大震災復興工事との関係で、工事関連資材や専門業者の人材が逼迫する中、所定の予算および工期内で竣工できたのは、工事監理担当者と工事業者のチームワークの良さ、迅速かつ適切な判断が最大の要因だったように思われます。
改修工事の仕上がりについても満足できるレベルでした。
ISO9001・品質マネジメントシステム お客様インタビュー 神奈川建物リサーチ・センター建物の「劣化修繕」用語集