10年目、20年目の大規模改修は、全て理事会の諮問委員会である“修繕委員会”で実施してきており、修繕委員は土木、建築、電気、会計士、税理士、銀行、証券、設備等の技術士がその任に当り、コンサルは不要でした。
しかし、今回は御社へ設計・監理を依頼し、修繕委員会で行う内容を直接、理事会が関与し、判断をする事になりましたので、ボランティアでなく、お金を掛ける事により、どの様な作業を行うか、各理事が理解したはずであり、そうであったと願っています。
今回、設計業務、業者選定、施工監理まで、一連の流れにとどこおりなく依頼した通りの業務内容であったと評価します。

30年以上経過した物件であり、居住者も半数が入れ替わっており、過去のボランティアによる大規模修繕についての理解はそれほどなく、“やって当たり前”のおまかせ体質があります。
その中での今回の修繕工事施工であった為、居住者第一の業者対応が心配でしたが、立入り禁止の区画や作業時間の厳守を実施した事により、評価を上げました。
また、ホワイトボードを使用した作業告知、特に作業写真を掲示した説明で、一目で状況が確認出来ました。

9名の理事による対応でしたが、工事に対して前向きな意見は数名の役員のみで大変でした。
まして今回は、居住者から見えない屋上、ルーフバルコニー防水がメイン工事であり、結果的に外部鉄骨階段等の鉄部塗装作業が居住者の目に留まるだけの工事になりましたが、最終的に、無事に修繕工事が終わり良かったと思います。
今後の修繕コンサルの役割として申し上げるとすれば、日本中で入居中の住みながらの工事が主流となりますので、これからも引き続き厳しい工事監理を望みます。
ISO9001・品質マネジメントシステム お客様インタビュー 大阪建物リサーチ・センター 神奈川建物リサーチ・センター建物の「劣化修繕」用語集