修繕委員会として期待を込めたのは、今回の修繕工事が計画内容通りに行われているかを厳しくチェックしてもらうことでした。工事終了後の建物を見て、概ねその目的は達成できたのかなとは思います。一部、玄関ドアの下の部分の施工については確認をしておけばよかったと思う部分も残りました。
その他、工事計画の作成、施工業者選定時のヒアリング、居住者説明会及び総会での質疑応答等、お世話頂きました。

特に重視した点は、示された内容通りの工事を全て行うことでしたが、やはり修繕積立金の予算があってのことなので、結果的に金額が重視されたかなと思います。
積立金には、工事費、消費税、予備費を全て含めて考えましたので、当初示された工事内容を今回はここはやらない、ここの部分は材料を別のものに変えようなどTRC設計ならびに監理担当者の方にアドバイスを受けながら、委員会で決定して行きました。

まず、居住者の皆様には約半年に渡る工事期間中、生活に不便を感じながらも御理解と御協力を
頂き大変感謝しております。また、工事に努められた現場責任者をはじめとする皆様に大きな事故や怪我が無く終了でき安心しました。冬の時期にかかる作業であり予定通りに進まないこともありましたが、最後まで丁寧に行って頂きありがとうございました。周辺を利用される皆様にも御不便、御迷惑をお掛けしました。
また、コンサルタントとして今回の修繕工事の計画から監理まで御担当頂きましたTRCの皆様、本当にありがとうございました。
何もわからない状態でスタートした今回の大規模修繕工事ですが、やはり早い段階からの計画が重要だと感じました。次回大規模修繕では、消費税も上がり、工事費も上がるでしょう。今回見送った部分、今回は予定されなかった部分もあるので、積立金の計画をしっかり立てたいと思います。
今回の修繕に携わった経験を次回の修繕にも役立てて行きたいと思います。
最後に今回の大規模修繕工事に関し、日中不在の私達に代わり、工事関係者の方々に対応して頂き、居住者の皆様の橋渡しをしてくれた当マンションの管理人に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
ISO9001・品質マネジメントシステム お客様インタビュー 神奈川建物リサーチ・センター建物の「劣化修繕」用語集