前回の工事では、建物周囲への落下の危険性が高い建物妻面のタイル補修を中心に実施しましたので、今回はそれ以外の外壁、屋根、塗装等が工事の対象となりました。
前回の工事内容を熟知しているTRCに引き続きコンサルを依頼することで、過不足のない大規模修繕が実施できたと思います。

建物の外観については、外壁タイル補修工事と今回の大規模修繕工事で一通りの補修が完了しました。
特徴ある外観を活かしながら建物としての機能が回復できたことで、これまで数年がかりで検討を続けてきた結果がきちんと出せたと考えています。

竣工から35年が過ぎ、当マンションも建物としては円熟期に入ってきました。
今回の大規模修繕工事も数年にわたり歴代の理事をはじめ様々な方の努力があって実現できたと思います。
今後も建物として過不足のないメンテナンスを続け、マンションの質を高い状態に保つことが重要とあらためて感じました。
ISO9001・品質マネジメントシステム お客様インタビュー 神奈川建物リサーチ・センター建物の「劣化修繕」用語集