TRCの一連のコンサルタントによる大規模修繕工事の業務内容については評価している。
それぞれの業務(企画、設計、監理)を専門部署の建築士である技術担当者が業務遂行しており、やはり技術的にも組織力のあるコンサルタントを業者選択できたことはベターであった。
設計段階では、色々と組合からの要望もあったが根気よく対応され委員会をサポートした。
工事監理段階では、台風の影響等もあり工期延長したが、最後まで監理者として的確に指導対処され、管理組合に良いアドバイスをして貰えたことを評価している。 

今回の大規模修繕工事については、毎年入れ替わる単年度の理事会体制ではやはり対処が難しいこともあり、修繕委員会(任意プロジェクトチーム)が、コンサルタント事務所の選定段階から大規模修繕工事の竣工まで3年4か月にわたり、主として活動を推進してきた。
居住者住民への広報活動としてのアピールとしては、修繕委員会として毎月定期的に委員会ニュースを発行し組合内に掲示すると共に、活動に連動して随時、大規模修繕工事進捗中の関係情報についても配信し、周知対応した。

今回の大規模修繕工事を無事に終えて、一連の成果には満足している。
委員会としての活動期間については当初想定していた見込みより大幅に長期化したこともあり、各役員については本当に大変な期間でもありました。
特に、委員会として敷地内駐車場の車の移動を伴う打合せにおいては、近隣との調整などありましたが、各役員の責任遂行への自覚が強く、やり遂げることができました。
関係役員の方々、長期間に及びお疲れ様でした。
ISO9001・品質マネジメントシステム お客様インタビュー 神奈川建物リサーチ・センター建物の「劣化修繕」用語集